今回は、.andwork渋谷を利用する戸梶 翔太さんに美容師から映像クリエイターへ転身したきっかけや.andworkを活用する理由、その魅力などについてお話を伺いました。
戸梶 翔太氏
兵庫県神戸市出身。専門学校を卒業後、美容師として表参道のサロンで10年のキャリアを積み、現在は映像クリエイターとして独立。3年前に株式会社CRAFT BASEを立ち上げ、映像制作・写真撮影など幅広く活躍。
美容師から映像クリエイターへの転身
美容専門学校を卒業後、表参道のサロンで約10年働いていました。キャリアは順調だったんですが、あるとき“同じことをしていても面白くない。何か新しい挑戦がしたい”と思ったんです。
周囲はヘアスタイルの写真撮影が主流でしたが、僕は「じゃあ動画にしてみよう」と考えました。映像の世界は当時ライバルも少なく、自分ならではのクリエイティブを発揮できるんじゃないかと思ったんです。そこからヘアスタイルを動画で撮り始めました。
最初の映像案件は、友人から「カメラマンやってるんだよね?」と声をかけられたのがきっかけでした。しかし、実際にはまだ本格的に活動しておらず、手元には小さなデジカメだけ。
それでも「このチャンスを逃すわけにはいかない」と、大型機材を購入するため100万円を借金。結果的に無事納品できたものの、手元には“大きな借金”と“買ったばかりのカメラ”だけが残りました。
「どうせならしっかりと仕事にしよう」と覚悟を決め、そのまま映像クリエイターとしての道を本格的に歩み始めました。

現在のお仕事
最初は美容業界の撮影案件が多く、ビューティー系を扱っている大手電化製品企業からの依頼が中心でした。最近はビールのCMやアーティストのミュージックビデオ、ボディビル大会の撮影など、幅広いジャンルに取り組んでいます。
美容師×映像クリエイターの強みは?
何より“美容師でもあり、カメラマンでもある”ところが一番の強みです。
たとえばビューティー系の現場では、ヘアメイクを外注せずに自分自身で手がけられるので、撮影がスムーズに進みます。スケジュールの組み方やスタイリングに対する理解も深いので、トータルな視点で撮影現場をコーディネートできるんです。
今は映像の仕事が99%ですが、あえて1%は美容師を続けたい。2つの職能をかけ合わせることで他にはない強みを維持していきたいんです。
仕事のやりがいは?
ロールプレイングゲームで強い敵を倒すと、報酬を使って武器を手に入れられますよね。それと同じで、大きな案件を成功させるたびに新しい機材を購入して、さらに規模の大きな仕事に挑戦できる。
そうやってステップアップしていく感覚が、本当に楽しくてやりがいになっています。
仕事のやりがい
自分は“まだ誰もやっていないところ”を突き詰めるのが好きなんです。美容師とカメラマンというユニークな掛け合わせを今後も磨いて、独自の見せ方や感性を表現していきたいですね。どこにもないスタイルを確立して、業界に新しい風を吹かせたいと思っています。
.andworkを選んだ理由
もともとはYouTuberの動画制作を手伝うときにandwork渋谷を訪れたのがきっかけでした。でも当時は自宅作業がメインだったので、そのときは本格的に利用するにはいたりませんでした。
その後、別のコワーキングスペースを2ヶ所試してみたんですが、Wi-Fiが遅かったり、空間が“ザ・オフィス”な雰囲気で、クリエイティブな作業には合わないと感じました。
そこで思い出したのが.andwork。デザイン性の高い空間と“爆速”Wi-Fiの両方を兼ね備えているんです。例えば動画をアップロードするときにもストレスがなく、作業効率が格段に上がります。普通のオフィスだと100Mbps前後が多いところ、andworkでは250〜300Mbpsくらい出るので本当に助かっています。
また、クライアントとの打ち合わせをするときも、空間自体がおしゃれでインパクトがあるため、「ここで仕事をしているなら面白いものを作ってくれそうだ」と好印象を持ってもらえます。そういった面でもandworkはクリエイターに向いていると感じています。

.andworkの魅力
.andworkでの最大の魅力は、月額会員同士の交流があることですね。定期的に交流会があって、そこから仲良くなってご飯にいったり飲みにいったり、仕事につながるケースも実際にありました。
この間はイギリス出身のメンバーから海外のタスク管理ツールを勧められて、実際に使ってみたらものすごく便利でした。普通に調べても情報が少ないようなツールを、リアルに知っている人から直接教わる機会ってなかなかないですよね。
海外からの利用者もいるので、自分の視野が一気に広がる感覚があります。いろんな人とつながりたい、面白いアイデアに触れたいという方にとって、.andworkはピッタリだと思います。
戸梶さんのキャリアや働き方、.andworkの魅力について本日は伺いました。
「クリエイティブに働ける環境を探していた!」という方は、.andworkをぜひお試しください!